硬貨の偽物を防ぐ

硬貨の偽物を防ぐ方法

お札には様々な偽造防止加工がされています。では硬貨はどうなのでしょうか?
500円硬貨にも素晴らしい技術がかくれています。これはななめのギザギザです。

 

これを硬貨に施すことはとてもむつかしく世界初の技術となっております。また日本が特許を申請したので、本当に日本独自の偽札対策だといえます。硬貨のなかでは金額的に500円玉の偽造が圧倒的におおいのでこうした技術が施されています。触れば必ずわかりますし、潜像加工もされています。微細点と呼ばれる穴加工で髪の毛より細かいので人の目には見えません。


そしてもう一つの驚きの技術が500円硬貨の500の0のなかに500という文字が傾けることで現れます。これは傾ける角度によって0の中が縦線にも見えます。この加工は2方向の潜像加工と呼ばれとても珍しい技術です。なかなかじっくり500円硬貨をみることはないと思いますがこの加工を知ると必ず2方向から試してみたくなるでしょう。


そしてつい最近のことのように思いますが、2008年から500円玉の素材に変化がありました。硬貨ではめずらしいニッケル黄銅を使用しています。この結果偽造は飛躍的に減少しましたので偽札対策の効果がとても有効だったといえます。


こうした効果は日本銀行券とは違い造幣局で作られています。その様子は工場見学で見ることができ、実際の作業工程も見学できます。さきほどのギザギザをななめにプレスするのはとても稀な技術ですし、大阪にある造幣局で見学してみるのもいいでしょう。大阪の中心梅田からも近くて便利ですし、桜の季節には八重桜の通り抜けも楽しめます。


ちなみに硬貨は年号のある面を裏と呼んでいるのはご存知ですか?さらに紙幣には年号はありません。お札は耐久性が短いためです。日本銀行によれば10,000円札で4~5年、5000円、1000円札はたった1~2年です。そう思うと年号が入っているのは硬貨だけですので損傷せず半永久的に使っていきたいものです。

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